【コースタイム】 ［３日］ 東京（６：３２）＝＝＝（８：０４）越後湯沢（８：５６）＝＝＝（９：３９）小出（９：４５）＝ﾊﾞｽ\480＝大湯温泉（１０：１２）――― 駒ノ湯（１１：００）――― 栗ノ木ノ頭（１２：４０）――― 小倉山（１４：２５）――― 駒ノ小屋手前（１５：４５）△ ［４日］ ＢＰ（５：３０）――― 駒ケ岳（６：１５）――― 天狗平（７：０５）――― 檜廊下（８：００）――― 手前のﾋﾟｰｸ（９：３０）――― 中ノ岳（１０：５０）――― 日向山（１２：４５）△ ［５日］ ＢＰ（５：２５）――― 千本松原（６：０５）――― 十字峡（６：４０）―――（７：５０）野中（８：３０）＝ﾊﾞｽ\490＝（８：５５）六日町（９：２２）＝＝＝（９：４５）越後湯沢（１０：０３）＝＝＝ 東京（１１：２０）

【記録】 ［3日］ 　少し早めの新幹線が取れたので、越後湯沢で待ち時間を潰し小出に向かう。このコースは半年ぶりである。大湯温泉からは雪のほとんど消えた道を駒ノ湯に向けて歩き始める。 　道端は山菜採りの人が多い。小倉山までの道も夏道が出ている状態である。小倉山からはさすがに雪の斜面となったが、がまんしてスパッツなしで歩く。 　もう少しで駒ノ小屋という地点で雨が降り始めたため、あわててテントを張ることにする。頂上からスキーで下っている人もいて、かっこ良い。夕刻は雷も鳴り、雹も降りだした。少し風が強いが暖かい夜であった。 ［4日］ 　テントを仕舞い、約２０分登ったら小屋に着いた。小屋前の水場を掘り出してあったため、どうやら管理人が上がってきたようだ。雪の斜面を登り、越後駒ケ岳に着く。 　丁度別のグルーブが昨日グシガハナから登ってきたとのことで、記念写真をお互いに写しあう。このグループも中ノ岳に向かうとのことで、私のほうが先行させてもらう。 　誰も通っていないため、檜廊下まで雪の上を歩いたり、夏道を歩いたりとなかなか大変である。檜廊下で中ノ岳から駒ケ岳までビストンをするというパーティに出会い、ほっとする。 　このコースはバスタブのように両側が登りとなっているため、かなり苦しい。ようやく中ノ岳への斜面となるが雪が柔らかくて深くもぐってしまう。やっと中ノ岳に着き、既に丹後山に行く元気はなくなったため、日向尾根を下り、日向山でテントを張る。 午後はのんびり山を眺めながらウィスキータイム。 ［5日］ 　昨日は午後から休養したため、体力もかなり回復したようだ。朝は早めに起き、日向山真下の急な雪の斜面を一気に下る。それ以降は夏道が多くなり、1時間ちょっとで十字峡に着いた。 　野中までトボトボ歩き、８時半のバスに間に合うことができた。帰りも新幹線の自由席になんとか座れた。